燃料供給はだいじょぶそうになったのでいよいよエンジン始動を考え始める。
たしかバイクモードにしてペダルをこいで始動するんだったよな。
燃料は入れてないけどシミュレーションしてみる。
ペダルをこぐとなんかチャリチャリっと音がする。気になる。
バッテリーがない車種なのでペダルをこげばプラグ点火のために発電するはず。
でもクラクションもならないしライトもつかないしウインカーも点滅しない。
これじゃ始動しないじゃん。
売主はエンジン始動確認したと言ってるが、うそっぱちだろ。
期待してなかったからぜんぜんいいけど。
結局かからなかった。
さっきのスタンドで満面の笑みで「混合ガソリン満タン」と告げる。
たしかバイクモードにしてペダルをこいで始動するんだったよな。
燃料は入れてないけどシミュレーションしてみる。
ペダルをこぐとなんかチャリチャリっと音がする。気になる。
バッテリーがない車種なのでペダルをこげばプラグ点火のために発電するはず。
でもクラクションもならないしライトもつかないしウインカーも点滅しない。
これじゃ始動しないじゃん。
売主はエンジン始動確認したと言ってるが、うそっぱちだろ。
期待してなかったからぜんぜんいいけど。
左側 。一番右の六角ナットだけ短い。
M5六角キャップボルト、20mmx4,15mmx1。
なんか錆びてるなあ。
また錆とりだ。
ジェネレーターを手で回すとかすかにプシュっと音がする。
エアクリーナーの穴をふさぐと音がくぐもる。
音の正体はエンジンの吸気音のようだ。
おそらくジェネレーターと軸はエンジンと直結していて、エンジンの回転が車輪に伝わらないのが今の状態。
伝える部品、すなわちクラッチが働いてないってことになる。
次はクラッチか。いったん撤退して知識を仕入れてくる。
ネット上にあったヴォーグのエンジン始動方法説明を見ると「ペダルを素早くこぎます(ゆっくりこいでいては、何キロ走ってもかかりません)」とある。
そういえば、最初からクラッチがつながってたら車でもエンジンはかからないよな。
ある程度早くこがないとこのバイクのオートクラッチはつながらないはずだ、と思い当たった。
脇に寄せて2ストオイルを添加。3%なので15㏄。
スタンドでも入れてくれるらしいのだけど15㏄が測れないとのことで自力でやる。
注射器スポイトは口径が小さくて吸うのが大変。そこを改良したらすごく使えそう。
そしてその場でエンジン始動を試みる。
ハアハア言いながらペダルを必死にこぐ。
奇行だ。
のどが渇いたので帰り道にコンビニに寄る。
バイクでコンビニ。現代人気分を味わう。
自宅前。燃料がちゃんと流れてるか確かめる。
燃料コックのリザーブとONがどっち向きなのかよくわからないのであれこれ切り替えてみる。
燃料コックのリザーブとONがどっち向きなのかよくわからないのであれこれ切り替えてみる。
ヴォーグはリザーブ容量が1.5Lなので500㏄の給油ならリザーブじゃないとガソリンが流れないはず。
いろいろやってると、かかった!
こいつ…動くぞ!
発電してる間に各部電装系をチェック。
クラクションもウィンカーもヘッドライトもレールライトもブレーキランプも全部動作した。
やったぜ。
と、動画を取ってる最中にエンジンが止まった。
再起動もしない。
やっぱどっかダメなのかと思ったが、燃料コックをON状態で始動していたことが判明。
リザーブにした時にキャブに流れ込んだ燃料で動いていたが、ONにしたので後続の供給がなくなっていた。
リザーブに戻すと安定して動くようになった。
そして初乗り。
こいつ…走るぞ!
やったぜ。
納車から初走行まで2.4kmも移動してる。
さっきのスタンドで満面の笑みで「混合ガソリン満タン」と告げる。
ハイオク4L給油。持参した2ストオイルを3%の120cc測って入れてくれた。
スタンドの兄ちゃんに「いいもの見せてもらいました」と言われたので調子に乗ってエンジンかけずにペダルでこいで発進した。
後ろの方で「ペダルがついてる!ペダルがついてるー!」と混乱したような叫びが聞こえた。
満足。
メーター読みで50km/hは軽く出る感じ(出したとは言ってない)。
けどこのメーターあってんのか?
やんわり動くしアナログな感じ。
要検証。
気が付くとヘッドライトが点いてない。
これじゃ日が暮れるとヤバいので慌てて帰る。あと寒いし。
初ライドはつつがなく終了した。
やったぜ。
走るまで編。完。
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