ウインカーリレー代替品装着

以前ウインカーリレーを開けて再ハンダして修復したけど、やっぱり調子が悪くなってしまった。
前と同じくウインカーが点滅ではなく点灯しっぱなしになる症状。

再びハンダを盛ったが改善せず。
代替品で機能回復を目指すことにする。

ウインカーリレーにもいろいろあるようで、ヴォーグの交流電装にも使えるものとなると限られている模様。
いけるらしいという NTB FR12-3H フラッシャーリレー をアマゾンで購入。送料抜きで1000円足らず。

端子が3本。1本が電力の入力、1本が断続した電力の出力、もう一本はウインカー点滅を知らせるパイロットランプ用。
パイロットランプ用が省略された2端子の製品もあるけど値段は大差ないので3端子を選択。

金属の外装と各ピンの導通はない。

純正リレーとの比較。元の場所に収まるサイズ。

純正品と端子の幅が違う。このままでは元の配線が刺さらない。
ニッパーで切って端子幅を詰める。


約5mmに詰めれば元の配線が刺さる。

ボディの結束バンドを通す穴にボルトでリレー固定金具を留めた。

ウインカーリレーへの配線は白・黄・緑の3本。
緑はグランドで黄が電力というこの車種の慣例からすると。黄をリレーの入力に、白を出力につないで緑は使わない、という推測をした。

が、前ウインカーだけしか点滅しない。
どうやら、
  • 白:入力
  • 黄:前ウインカー出力
  • 緑:後ウインカー出力
が正解らしい。


そこで余っているパイロットランプ端子に後ウィンカー出力をつないでみたが、後ろは点かない。

リレーの定格23Wとあったが、前後10Wずつの20Wがウインカー用L端子で賄えてパイロットランプ用P端子では残り3W分しか供給されないのではなかろうか。

正常点灯するL端子を分岐させて前後のウインカーに給電させることを試みる。
なんか幅のあってそうな端子セットを買ってきて分岐端子をハンダ付けで作成。

「なんか幅があってそう」だけの基準で端子を選んだら厚さがスッカスカだった。
二つ折りにしてしのぐ。

端子選びは慎重にとの教訓を得た。


装着。無事前後のウインカーが点滅するようになった。

ただしアイドリング状態での点滅が非常に弱弱しい。
保安基準に適合するかちょっと怪しい。
ふかせばしっかりチカチカするのだが。

あと、点滅に合わせてのカチカチ音はしない。してるのかもしれないけど全く聞こえない。
パイロットランプつけてみよかな。

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