安心して走れるまで 13.マフラー オーバーホール

電装系の部品を発注したけど当分届かない。
それまでにマフラーを清掃することにする。
カブをメンテナンスしてた時はこれで目に見えてパワーが上がったので期待。

エキゾーストマニホールドエキゾーストパイプの10mmナット2個を外す。
単気筒の場合はエキパイって言うのね。

外しきる前にパーツクリーナーで清掃。

ジェネレーター下のナットも外す。
ソケットレンチが入らないので手持ちのモンキーでなんとかする。

反対側からボルトが抜けるのだがドライブプーリーのカバーを外さねばならない。
ボルトを回してたらカバーが割れてボルトがすっぽ抜けた。
くそ。

尊い犠牲を払ってマフラーを留めているボルトが抜けた。

マフラー。なかなかの貫禄。

エンジン側にほこりが入らないようにビニール袋で覆って輪ゴムで留めといた。

排気口にビニールテープで蓋をして、インシュロックタイできつく留める。

ふさいだ排気口から水が漏らないかチェック。

パイプユニッシュを投入。
シェイクしながら注ぎ足してゆく。

エキパイ側の穴はパイプユニッシュの蓋がぴったりはまってふさげる。

しばらく放置。
パイプユニッシュは指につくと溶けるんじゃないかってくらいぬるぬるして匂いもしつこく残るので注意。

19時間ほど放置後パイプユニッシュを排出。
エキパイ側からはあんまり出ない。

エキパイ側からお湯を流し込むとドバドバ出てきた。

もっかいパイプユニッシュを流し込んで4時間ほど放置。
排気口をふさぐ前に流し込む方がいれやすい。

4時間放置したパイプユニッシュ第2弾を排出。
1回目より固形のカーボンが多く出てくる気がする。

パイプユニッシュを1本使い切るまで注いでは振って流すを繰り返す。
そのたびに黒い液が排出される。キリがないけどそのうちまあまあ透明になった。
開口部をきれいにして口を当てて吹くと気持ちいいぐらいに水が噴き出す。

内部清掃を終えて外部を磨く。
スチールウールとステンレスブラシで塗装を剥がす。
めっちゃ時間かかる。
マフラーとおふろに入った。

磨きあがったものがこちら。
刻印が読める。

PEUGEOT
11.712022 00/16
TPSI 8302 M 18
DGM S
FABRIQUE EN FRANCE

右端にライオンマーク。そんなところにいたのね。

錆は落としたが侵食されたところはでこぼこ。

ガスファンヒータ前で乾燥させる。
内部の水分が湯気になって出てくる。

乾いたので塗装をするか悩む21時過ぎ。
結局塗装実施。一番安かった耐熱ペイントは1000円弱。

まず首の部分を吹いて乾かす。

100均のレジ袋をごみ入れにするグッズに首のところをぶら下げて本体を吹く。

乾燥させる。

ガスケットがついてなかったがパーツリストにはあったので作ろうと考えたが、デイトナガレージのガスケットシートは耐熱180℃とのことで使えない。あきらめる。

あんまり乾ききってない。
ぺとぺとする。
首のところがこすれて剥げてたのでちょっと吹きなおす。

暗いところで吹いたので塗料の乗りが把握できてなくてちょと垂れてる。
塗装は明るいところでやるべきと学んだ。

マフラーまわり一式。

取り付けにかかる。
最初に前部をブラケットに挟みビスを通す。
結構ブラケット幅がきつい。

エキパイをボルト留めして装着完了。

ドライブプーリーカバーをつけて作業終了。
きれいになった。

エンジンをかける。
マフラーを熱して塗装を乾かすため、近所の山に登る。
オーバーホール前より音がよくなった気がする。
パワーも上がったかな。メーター読みで60km/hちょいまで出たような夢を見た。

自販機で飲み物を買ってふと見るとマフラーから白煙が。
ちょっとあせる。

におい的に昨日のパイプユニッシュやら水分やらが蒸発してるようだ。
そのうち収まった。

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