

次はペダルの回転が激重なのをなんとかする。
とりあえずギアやらなんやらを外すため、ペダルを外す。
コッタピンなるものをナットをまわしてぶったたいて抜くとのことだが、抜けない。



コッタピンを採寸、100均でC型クランプを買ってくる。


ナットソケットをかましてクランプで締め付けて抜く作戦。
でも抜けない。
クランプの回し棒がぐにゃぐにゃになってくる。


万力でクランプを回す。
ソケットがペダルに当たる面がめりめりしてくる。ヤバい。


バキッという音とともに、固着が取れた。
抜けた。ビビった。

プーリー。ペダルの根っこのでかい円盤。
外周にエンジンからのベルトがかかって動力がここにくる。
内側のギアに後輪とつなぐチェーンがかかる。

自転車モードの時はこのギアがプーリーとは別に回転するのだが回りが非常に鈍い。
これのせいでペダルが重いわけだ。
ていうかギアとか言わずにスプロケットと呼ぶのね。
パーツリストにもそう書いてあった。スプロケット。覚えよう。


ペダルが生えてるでっかいプーリーの裏側。
ねじを外すと金具が取れて、スプロケットも取れる。
このスプロケットは自転車モードの時プーリーとは独立して回るのだが、これが固いので自転車モードのペダルが重い。

ベアリングが入ってるのかと思いきや、グリスが溜まる穴だった。
そして樹脂製の心棒に直接スプロケットが刺さってるだけの構造。そりゃ重いわ!

どぎたないので洗面所でお湯を出して中性洗剤でじゃぶじゃぶ洗う。



きれいになったようで実はまだ汚い。
爪楊枝でこそげると固いグリスがにゅるにゅる取れる。


先日ぽろりと落ちてきた謎の樹脂部品。
ペダルをまわした時落ちてきた。どうやらスプロケットにはめるものらしい。
チェーンの音とか振動とかを和らげるそうなので、なんとかしたい。


ホームセンターでイスキャップを買ってきた。
強力タイプ30~40mm用。
樹脂部品に塗るためのシリコングリスも購入。
普通のグリスだと樹脂に攻撃性がある模様。

100均でペーパータオルと黒のタッチアップペイントも購入。

仕組み:
内側にするとツメが沈み込む。
そうするとスプロケットがツメに引っかからず自由に回転できる。重いけど。
このスプロケットは後輪とチェーンでつながっている。
すなわち、エンジンとつながっているプーリーが回ってなくても後輪を回せる。
これが自転車モード。


外側にするとツメがバネの力で立ち上がろうとする。
スプロケットについてる切り欠きがツメの位置にくるとバチンとロックしてスプロケットとプーリーが一体に回るようになる。
すなわちプーリーが回ると後輪も回る。
これがバイクモード。


プーリーのグリースポイントを外した穴にグリース注入。
こんなところににょろにょろ出てくる。
ここは自転車モードとは無関係。ここをグリスアップしても自転車モードは軽くならない。
金属部分なので二硫化モリブデングリスにした。適切なのかはいまだ不明。
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