走るまで 2.リアホイール オーバーホール


燃料コック。こんなとこにあったのか。
車体左前。タンク下部。


フロントに空気を入れてみる。入れたしりからシューシュー抜ける。
バルブの根っこが割れてる。交換決定。


リアタイヤ。バルブがもげている。交換決定。
100均で買ったパンク修理キットが無駄になった。


自転車側のチェーン周りがあまりにもさびさびなので556を吹いてみる。
あまり効果がない。


ペダルを手回しするとめちゃめちゃ重い。
動きが悪いのかこういうものなのか、ちょっと判断付かない。


自転車モードとバイクモードの切り替えスイッチ。
ガッチガチに硬くて動かない。556を吹き込んだら何とか動くようになった。
バイクモードにするとエンジンをまわすベルトが動くようになる。
自転車モードだとペダルはエンジンに不干渉。


座席の下にオイルボトル入れがあるとのことで開けてみると、純正オイルボトルが入っていた。


それにしても後輪の回転が重々しい。
リアホイールからメンテナンスすることにする。



後輪を外した。
ブレーキシューはまだ残量大丈夫みたい。


タイヤも外す。100均のパンク修理セットに付いてきたタイヤベラが活躍。


バルブの跡。


タイヤチューブ。HUTCHINSON製の純正品が入っていた。
ハッチンソンじゃなくて仏語読みでユッチンソンと発音するらしい。
英語読みのハッチンソンも間違いではない模様。

21x2.25-21x2.50 とある。17インチだと思ってたけど21インチなの?と混乱する。
21はホイールサイズではなくタイヤ外周の21インチを指すらしくて安心。


ホームセンターでタイヤチューブ2本買ってきた。
前後輪ともにサイズは2.25x17。カブと同じサイズ。入手しやすい。1本980円だったか。安い。


タイヤと一緒におふろに入る。


めちゃめちゃ磨く。
ナイロンブラシとクレンザーで磨き始めたけど太刀打ちできない。
スチールウール→真鍮ブラシ→ステンレスブラシと変遷して、最後は渾身の力でゴリゴリ錆を削った。

タイヤは中性洗剤とたわしでごしごしする。


磨き終えたら夜になってた。


一番きれいな箇所。


一番汚い箇所。
錆がメッキを侵食していてピカピカにはできなかった。


リムも磨いた。


グリスアップするため真ん中のシャフトを外す。
長さを記録しておいたが、結局最大に締め込めば良いだけだった。


ベアリング。
ヴォーグのリアのハブベアリングをグリスアップする記事がネットには見つからなかったのでばらしていいのかドキドキしたが、バイクのメンテでは普通にばらすらしいので安心した。
樹脂製のシールは細いドライバでこじれば外れる。


残存グリスを除去するためパーツクリーナーを垂らす。
が、そもそもグリスが全然残ってなかった。


ホームセンターで買ってきた二硫化モリブデングリス。300円弱。
たぶんこれでいいんじゃないかなあくらいのチョイス。
爪楊枝で埋め込む。
しかし、先が折れて入り込むと厄介なので爪楊枝でのグリスアップはお勧めできない。


シールしなおして完了。


反対側も同様にグリスアップ。


チューブとタイヤをはめる。
途中でちょこっと空気を入れると楽。
こんなちっこい空気入れでも十分空気が入る。携行品にしよう。
米式バルブ対応の空気入れ。1000円弱。100均の空気入れでは米式バルブに対応していなかった。


タイヤのふちにシリコンスプレーを塗り付けてはまりをよくする


リアホイール作業完了。
ブレーキドラムも汚れを取って可動部にグリーススプレーを、バネに556を吹いておいた。

グリスアップ後は確実に滑らかに回るようになった。

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