ヘッドライトバルブ代替品作成

ヘッドライトバルブが切れた。
装着後500kmほど走ったくらいで切れた。寿命にしては短すぎる。
電球切れ地獄解消のためにレギュレーター代替品を同時に装着していたが、完全な解決には至っていなかったようだ。

M&Hマツシマ ハロゲンバルブ 12V15W クリアー PH3s。
アマゾンで2500円ちょいする。
金額も軽くはないが、なにより入手性が低い。その辺では売ってない。
旅先でのバルブ切れはとても困る。

よく見ればウインカーとかの電球にシャンプーハットみたいな傘を付けただけの口金に見える。
この傘だけ移植すれば数百円で電球替え放題じゃね?

傘は本体にハンダで接合されているだけのように見える。
ターボライターであぶってみた。
ハンダは融けない。

アルコール燃料であぶってみた。
融けない。

電球部分をかち割って口金本体をむしり取った。
ハンダ接合部には本体金属部ほどの強度はないのできれいに取れる。

バイクショップでウインカー用の12V15W電球を買ってきた。
口金規格はBA15S。

250円とかハロゲンの1/10の価格なので気安く買える。
もはや性能的なものは二の次。旅先でヘッドライト点かなきゃ話にならない。

BA15Sの口金にはソケットに引っ掛けるためのぽっちが2か所ついている。
傘を通すためには邪魔なのでむしり取ってやすりで削る。

うまく合体できた。やったぜ。


装着。点灯。
点いた。やったぜ。

どう考えてもたまたま切れた、ってわけじゃなさそうなので、予備の電球も購入。
10Wと5Wのダブルの電球にしてみる。
同時に点けりゃあ15Wだよな?乱暴?
片方切れてももう片方が生き残る冗長性も期待する。

15Wシングル球。トンネル内で光量の確認。
悪くない。

10W+5Wの電球も点灯試験。
接続端子に本体が押されて抜けるのを防ぐためインシュロックタイで縛っておく。

なんか暗いな10W+5W。
片方しか点いてない模様。
二つの接点の片方しか接触してないんだろな。

10W+5Wの2接点をハンダでブリッジ。
これで明るくなった。

まあ翌日切れちゃうんだが。
10W+5Wの冗長構成も切れるときはいっぺんに切れるようで、無意味だった。

電球切れの対策は別の話に持っていくとして、ヘッドライトバルブの代替品はこのように口金の傘を移植することで容易に用意できるようになった。

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