電球切れ地獄の暫定的対処

レギュレーターの代替品を装着することで解消したかに思えた電球切れ地獄。
しかし500kmほど走ったところで再発した。


旅先の一週間ほどで切れた電球たち。
灯火の種類を問わず切れまくった。


しばらくは問題なかったことからレギュレーター自体が故障したかと考え、レギュレーターそのものも交換してみた。
ホンダ汎用、中華製。1000円くらい。


装着して点灯試験。
バイクショップのお兄ちゃんと「点いた!」と灯ったヘッドライトを喜んだ数秒後、「きれた」……。速切れ。

なんかおかしい。電気回路的におかしい。
けど検証して対処を考える時間的余裕もない。旅先だし。


過電圧がかかって過電流が流れて切れてるんだろうから、100均の100Vナツメ球LEDなら耐えてくれんじゃね?とか考える。家庭用なら交流OKだし。

だいぶ焦って発想が飛躍しつつある。


物は試しとウィンカーのソケットに突っ込んでみる。
点くじゃん!
すげえな。
でもさすがに光量足りなくないか?

100V電球は大げさでも24Vなら許容範囲内じゃね?と、トラック用24V電球を装着。
とりあえず切れなくなった。これでおうち帰れる。

すべての灯火を24V電球に変更してとりあえずしのぐことができた。
6,700km走ってるけどテールランプ以外は切れてない。なぜかテールランプだけが切れる。

とりあえず12Vでの定格と同等かそれ以下のワット数を選んでるけどどうなんだろ。
本来12V15Wなら24V30Wが同等じゃないのかなあ。
電球のワット数が小さい分には切れにくいはずだけど。

注意点

  • テールランプはホームセンターなどで売ってる口金BA9Sの24V電球ではガラス球の径が大きすぎて装着に手間取る
    また、テールランプカバーを外す際に引っかかって割れる可能性が高い
    …どっか接触してるせいでよく切れるのかなあ←そんなことはなかった

    電球が割れるだけならまだしも、最終的に反射板がもげる。
    本来赤いカバー側に銀の反射板がくっついているはずがもげている様子が上掲の写真
  • アイドリング時の光量は少なくなる
    特にウインカーがヤバい。ちょっとふかさないと光ってくれない
    走ってれば満足な光量が得られる。ヘッドライトも視認性に問題はなかった

考察

なんで切れ始めたのか考察してみる。
観察された事象:
  • 走り始めで切れる
    特にヘッドライトは切れないときはつけっぱなしでも全く切れない
    冷間時にエンジン始動直後に切れたりする
  • 寒い
    2月の山梨とか正午過ぎでも0℃だったりする
    従来より寒い環境を走っている
    暖かい日に走ると灯火が暗い(=12Vにレギュレーションされている?)ことがある
てなわけでレギュレーターの正常動作温度の下限が0℃近辺なのかもしれない。
レギュレーターの内部の素子が民生品だと動作保証温度が0℃以上というものが多い
装着したレギュレーターも安物なのでそうなのかもしれない。
しばらくエンジン回して回路を暖気するまで高電圧垂れ流しとか。

いずれ検証しよう。

追記:原因判明

走り始めで切れる、とか、寒いのでレギュレーターが働いてない、とかそんなんじゃなかった。
レギュレーターへの入力が断線していた。

詳しい顛末は 電球切れ全面解決 を参照してください。

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