ウインカー点けっぱなしをなんとかしたいのでブザーをつけたけど直流用なので秋の虫のような半端な音色で役に立たなかった。
電球切れ地獄に遭っていた時に血迷いがちに買ったLEDナツメ球。
調べるとダイオードブリッジなるものが入っていて交流を直流化してくれるらしい。
そいつをいただいて直流用ブザーに直流を流してやればちゃんと鳴るのではないか。
静岡ローカル100均レモンで買ったナツメ球LED。
セリアと似たような品揃えなのでこれも同じかもしれない。
先っちょをラジオペンチでぎゅっと挟むとぽこっと外れる。
口金の先っちょをハンダごてで溶かすと中身が浮いてくる。
口金のねじ部分をこじると外せる。これでバラバラになる。
中身。
この中のダイオードブリッジが欲しいのでハンダごてで溶かして外す。
MB10Fなる製品名と+-が書かれている。
+-の書かれていない2端子に交流を入れると+-の2端子から直流の+-が得られる。
ほんとは電圧を平滑化するためのコンデンサーとか入れるものなんだけど精緻な制御は必要ないブザーだし、まあいいか。
結線してみた。
幸いにもナツメ球は2個あった。
今度は基板ごとダイオードブリッジを切り出して強度を保つことにする。
ダイオードむき出しもあれなのでペットボトルのキャップでカバーすることにする。
ちょっとガバガバ。
ダイオードブリッジはブザーの裏に両面テープで張り付けた。
その上からキャップで覆う。
ダイソーの自己融着テープでブザーの回りを巻き、キャップとの隙間を埋める。
できた。
試しにACアダプターから通電すると鳴る。
+-を逆転させてもちゃんといい音が鳴る。
交流でも行けそうだ。
装着。配線をウインカーリレーのパイロットランプ端子とボディーアースに接続。
極性は考慮不要。
マシにはなった。
が、澄んだ音色では鳴らない。実際に聞くと昔の特撮の効果音のようだ。
それが頼りなく揺れるウインカーの明滅間隔に合わせて鳴るので貧相で笑えてしまう。
やはり交流を単に整流しただけじゃブツ切れの直流になるので、コンデンサーを入れて平滑化するほうが良いのだろうけどよくわかんない。
吹かすと聞こえなくなるのは相変わらずだけど、これを着けて以降500kmくらい走った時点でのウインカーの出しっぱなし事案は起きていない。
ともあれ、役には立っているのでこれでひとまず良しとする。
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