オイルホルダー作成 2

ホースバンドを利用してシート下に設置するオイルホルダーを作った

しかし、手動でオイル缶を着脱できない。

慣れればオイル缶を装着したまま車体を傾けて注ぐこともできなくはないが、こぼれる。
オイル残量が少ないとこの技も使えない。

この不具合を解消すべく、別種類のホースバンドを購入。
ワイヤーで円環が構成されている。
ねじ部分がM6のナットの先端を加工したもので、着脱可能。
79~90mm径。90円x2。


このナット部分に蝶ナットを着ければ手回し可能となるはず。
M6蝶ナットと普通のナットを2個ずつ。40円。

220円で役者がそろった。
安いギャラだなあ。


組み合わせを確かめる。行けそうだ。


ホースバンドの円環部がワイヤー2本なので、それをまとめてねじ留めするための金具を作る。
M5のワッシャーを加工したかったが分厚いので、薄いM4のワッシャーを使う。外径20mm。厚さ1mm。

万力に挟んで曲げたら万力が欠けた。ステンレスおそるべし。


めげずに曲げ切った。


こんな風に装着するつもり。
ワッシャーの端を曲げないとワイヤーが逃げてしまうので曲げ必須。

M4のワッシャーで作った金具だがネジはM5なのでやすりで穴を削り広げた。
汗だく。

教訓:ステンレスは手ごわい。


シートポストクランプにホースバンドを装着。


できた。


実車に取り付け。
ちゃんと素手でオイル缶を着脱できる。
やったぜ。


早速給油時にオイル缶を着脱してみた。
使用感に問題はない。
ミッションコンプリート。

ただ、ネジ留め部が缶に食い込んで缶がベコベコになるので缶を愛でたい人には不向きかもしれない。
その分安定はいいんだが。

追記

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