ドライブプーリーのモード切り替えスイッチの補修

目次

自転車モードから切り替わらない


ドライブプーリーについてる自転車/バイクモード切替スイッチが壊れた。
内側に滑らせれば自転車モード、外側でバイクモードのはずが、どちらに動かしても自転車モードのままになる。


スイッチによって裏側の金具が出っ張ったり引っ込んだりすることでスプロケットが固定/フリーに切り替わる。
これが引っ込んだままなので自転車モードのままということだ。

エンジンドライブノブの分解

このモード切替スイッチはパーツリストによるとエンジンドライブノブという名称らしい。


バラせないものと思っていたが、ドライバーでこじると簡単に取れた。


円形の金属板がはさまっていた。これのせいでスイッチの可動域が狭められていて動作不良を起こしていた。

板バネとロック用金属板を締結していたリベット的なものの頭が取れたものが、この金属板の正体だった。

修復

リベット的なものの径は3.2mmくらいだった。たぶん3.3mm。
M3のボルトとナットで代替する。


リベットの残りをドリルで揉んで除去する。
多分ぶったたくだけで抜けるとは思う。


M3x10のなべネジとナットで板バネと金具を再締結。
10mmは長すぎた。


長すぎたネジをゴリゴリ切って、ボルトに板金用ハンダを流し込んで一応固定しておいた。

修復完了

元通り組み付ける。


出っ張ってる状態。バイクモード。


引っ込んでる状態。自転車モード。

ちゃんと切り替わるようになった。

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