前回のあらすじ: 技能試験を6回受けて受かった。
自分は普通自動車免許を持っているので応急救護処置講習は免除されて、普通二輪車講習のみの受講となる。
■取得時講習
試験に合格したわけだが即日免許証交付とはいかない。一発試験合格者は「取得時講習」なるものを受講しなければならない。自分は普通自動車免許を持っているので応急救護処置講習は免除されて、普通二輪車講習のみの受講となる。
予約
各教習所で開講されているのだが、これが頻繁にはやってない。合格時に開講教習所のリストをくれるので片っ端から電話して開講日を尋ねる。
直近で3週間後。50km以上離れた教習所だがさっさと済ませたいので予約した。最も遅いところだと2か月近く後になる。
受講料は12000円。近くなら直接払い込めるようだけど振り込みでOKだった。
予約のまとめ
- 本日の出費:受講料 12000円(振込手数料を除く)
- これまでの出費:37100円
- 開講日は少ない。即予約を推奨(合格翌日以降でなければ予約できない)
受講
7月下旬のクッソ熱い中50kmちょいヴォーグを走らせて教習所へ。
何をやるのかは知らないけど長袖シャツとかヘルメットとか、技能試験と同じ装備を求められているので実技講習だろう。
講師の人がみんなに質問する。「免許取ったら何に乗りますか」
若い兄ちゃん「ニンジャ」
僕「乗りません」
「なんで免許取ったの?」「なんとなく」
……気まずい空気が流れた。
ガイダンスでカリキュラムを教えてくれる。1時間ほど教習所内のコースで実技講習、残りの2時間でシミュレーターによる危険予測とかをやるそうで。
実技講習って言ったって何するんだろう?
講師の後をついて走る。
そして「じゃ、一本橋わたってください」
一本橋!!終わった話じゃなかったの!?またあの地獄に戻るの??
なんとか渡れた。一回のトライで2回落ちそうになった。ほぼ停止しつつ精神力でギリギリこらえた。おかげですごいタイムが出たと思う。
なかなか実践的な講習かもしれない。
楽しく走っていたが途中でエンジンがかからなくなった。緊急時の講習かと思ったが違うらしい。別の車両に乗り換えた。
その後二輪コースに戻って一本橋→S字→クランク→急制動 のループを5、6回繰り返して終了。
一本橋は完全に克服した。一緒に走ったおっちゃんに「一本橋うまいですねえ」と褒められた。やったぜ。
危険予測の講習に用いるシミュレーターはなかなかすごい。ホンダブランドで走ってくる車もみんなホンダ。ホンダフルワールドでホンダ車にひたすら意地悪されるのがこの講習だ。
危険予測の講習に用いるシミュレーターはなかなかすごい。ホンダブランドで走ってくる車もみんなホンダ。ホンダフルワールドでホンダ車にひたすら意地悪されるのがこの講習だ。
クラッチやらシフトやらついてて、そんなの触れたことないから内心わくわくしてると自分の番にはスクーター仕様に換装された。ちょっと残念。
路肩駐車車両にドア開けられたり交差点で突っ込んでこられたり次々降りかかる災厄を察知してことごとくかわしたが、それじゃつまらんので最後に暴走してバイクにふっとばされてみた。
そこ以外はA評価だった。
あとは二人乗りの心得を教わって約3時間の課程が終了。
普通二輪車講習修了証明書なるものをいただいた。これを運転免許センターに持っていけば免許がもらえる。
受講のまとめ
- ほぼ実技。バイク乗り回してシミュレーターで遊んでと、結構楽しい
■免許証交付
そのあと写真撮影室で直接交付の申し込みをしてくれとのこと。
一発試験の場合、写真撮影室の前で大勢待ってる人々とはやはり手順が異なるらしい。
ついでに古い免許証も返してほしいとの意向を伝えると、免許証渡すときにそのように言えばOKとのこと。だったのだが……。
写真を撮ってからしばらく待合室で待つと免許証がもらえた。
古い免許証をほしい旨伝えると、それはできない、とのこと。
免許の更新の時はもらえるけど免許の種類が変わるときはダメだそうで、申し訳なさそうにお断りされた。
しょんぼり。一生懸命ひげ伸ばしてから写真撮った免許証だったのになあ。
免許の交付まとめ
- 本日の出費:交付手数料 2050円
- これまでの出費:39150円
- 予約は不要だった
- 一発試験の場合普通の交付と若干手順が異なる
- 古い免許証はもらえない
- 待ち時間が結構ヒマを持て余すので、良からぬことを思いついたりしないように注意
教習所にまともに通うと10万円コースのところを4万円ほどで免許が取れたのでまあ安く上がったと思う。
ミッションコンプリート。
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